VVILCOM、WX04Kではなくイエデンワ後継機とWWW-VAULE割引を発表

※言うまでもありませんがこれはエイプリルフール用のジョークです。株式会社ウィルコム様、株式会社エイビット様、株式会社ミヤビックス様で下記製品&サービスの開発および発表はされていません。またウィルコムの宮川様とくまふぉんPR写真の女性のプライベートに当エントリ内のような事実は確認されてません。

刺激的なニュース*1を見つけたので、以下内容を転載します。

Bluetooth機能を搭載したイエデンワ後継機「WX22A」


20012年4月1日、株式会社/-\BITVVILCOMとの共同記者会見でイエデンワの後継モデル「WX22A」を発表した。外形・寸法はWX02Aと同じ。重量は少し増加している。大きな機能追加としてBluetoothヘットセット機能が追加された(HFP)。対応ロゴはシールで貼り付け予定。これは発売中のSOCIUS(WX01S)と同じく、スマートフォン等のハンドセットとしてWX22Aを使える機能となる。ただしBluetooth対応の為に消費電力がWX02Aより増加し、乾電池使用時の待ち受け時間は短くなっているという。(Bluetoothをオフ設定にすればほぼ変わらない利用が可能とのこと)



またWX22AとSOCIUS用周辺機器として「公衆電話回線→Bluetooth通話アダプタ(WX01BTX)」「FOMA/Softbank回線→Bluetooth通話アダプタ(WX02BTX)」「au回線→Bluetooth通話アダプタ(WX03BTX)」等の各種変換アダプタが販売される予定。
各アダプタはマイク・スピーカー・画面・操作ボタンは一切無く、電源ボタン・ステータスランプ・microUSBコネクタだけの割り切った仕様になっている。内蔵バッテリーの充電はmicroUSB経由で行われ、付属のUSB-ACアダプタで常時給電してやればバッテリーレス駆動も可能。また本体サイズは100円ショップのUSB乾電池BOX並の小ささとなっている。



WX01BTXはPrincetonのPTM-TA等と機能的によく似た製品。国内で同カテゴリの製品が流通しなくなっている現状、VVILCOMユーザー以外にも需要がありそうだ。モジュラージャックで接続出来る回線であれば、NTT電話網以外のIP電話FTTH等での電話サービスにも利用可能。



WX02BTXとWX03BTXはSIMスロットを搭載し、携帯電話各社の3G SIMカードを挿入する事で携帯電話回線の通話が可能な製品。


各製品とも番号通知機能に対応している。また他社3G回線では圏外時着信や留守番サービス等の情報がSMS等を利用して通知される仕組みになっているが、それらを含めてSMS受信に対応しているという。これによりSMSを確認する画面の無いWX02BTX・WX03BTXも、WX22Aと共に利用する事で受信したSMSを閲覧出来る。現状では受信したSMSの表示しか出来ないが、将来的にライトメール対応とSMS送信にも対応を予定しているとのこと。WX01BTXも、Lモードが残ってたら頑張るつもりだったそうだ。
3G回線を利用した場合、緊急地震速報もWX22Aで確認出来る。PHSユーザーの待望していた機能が意外な形で実現されたと言えるだろう。
発売中のSOCIUSも、今後のシステムアップデートでWX22Aと同じSMS受信等の拡張機能を搭載する予定。


他社製スマートフォンや、WX01BTXをはじめとするBluetooth変換アダプタを一緒に携帯する事で、WX22Aは無限の可能性を発揮するという。しかもWX01BTX他は「拡張機能を除けば他社製Bluetoothヘッドセット等を接続して利用可能」だという。なお圏外時着信の通知だけはワンギリの形でBTヘッドセットが反応出来る予定。


開発した/-\BIT社に、今回の製品のこだわり等を聞いてみた。


/-\BIT「やはりPHSである以上、持ち運べる事が大前提ですね。イエデンワには専用キャリングケースが存在します*2が、市販の家庭用電話機でそのようなキャリングケースは聞いた事がありません。モジュラー出力のあるPHSという形式では家庭用電話機側の携帯性に問題があり持ち運びが難しいと考えています。我々はイエデンワは持ち運べるべきだという考えが間違っていないと確信し、それをさらに発展する方法を模索してきました。それがWX22Aです」


/-\BIT「イエデンワにモジュラージャック(RJ11)入力を増設する案はもちろんありました。しかしそこでも持ち運びやすさが関係してきます。PHSや3G回線と違い、公衆電話回線は有線です。取り回しに関しては色々と制限が出てきます。しかしWX01BTXを使ってBluetoothを経由させれば、WX22AはBluetooth電波の届く範囲で自由に配置が可能です。旧イエデンワと同じ携帯性を維持したまま、PHS回線に加え公衆電話回線にも(電波の届く限り)対応できるという訳です」


/-\BIT「また技術的な話になりますが、モジュラー接続の形式では3G回線のSMSの情報を通知するのが速度的にも難しいとわかりました*3BluetoothならWX22A側の機能拡張で色々な事が出来ます。多彩なプロファイルを用意しているBluetoothの強みですね」


/-\BIT「イエデンワに子機を増設したいという意見も寄せられています。我々は将来イエデンワにHFPプロファイルのクライアント機能だけでなくサーバー機能も実装し、WX22Aをはじめとするイエデンワシリーズを増設子機として使える方法を検討中です」


/-\BIT「PHSと同じ1.9GHz帯の通信にDECT方式がありますが、DECT対応の電話機ではSOCIUSの様にBluetooth子機として利用が出来る機種が以前から存在*4していました。PHS陣営もSOCIUSにWX22A加えた体制で、良きライバルとして切磋琢磨したいと思っています」


ちなみに現在は京都の名店\/is-a-\/isミヤビッノフスに対し、WX02A/WX22A用高級ケースの開発交渉中だという。また某夢の国とのコラボデザインケースも水面下で交渉しているとの噂。他のメーカーでも高品質なイエデンワケースを開発出来るよう、イエデンワシリーズの外形寸法をJIS/ISO規格化することも検討中であるらしい。


また無線LANアクセスポイント機能をさらに追加した「WX32A」も開発するとかしないとか。PHS回線の他、DUN-GW対応Bluetooth製品にダイヤルアップ接続する事で、無線LAN子機からインターネットの利用が可能になるという。WX01BTX・WX02BTX・WX03BTXにDUG-GW機能を搭載するかは未定とのこと。搭載無線チップがPHSBluetoothWi-Fiと増加する為、乾電池駆動がかなり短時間になるのがネックだそうだ。(個別にオフする事は可能)
すでに災害時用回線として各自治体等に無償・有償でWX02Aを大規模導入済みであるが、希望者にはWX22AやWX33Aに優待価格で交換対応するとの事。


会見の最後は「旅するイエデンワの楽しみを、皆さん是非味わってみてください」という発言で締めくくられ、大きな拍手に包まれたまま/-\BITの会見は終了した。

末永く使えば機種代金は必ずゼロ、頻繁に機種変更しても大丈夫な「WWW-VALUE割引」

VVILCOMの宮ノリ氏は20012年4月1日の記者会見で、新割引サービス「WWW-VALUE割引」を発表した。


宮ノリ「先日日本通信さんがMNP転入の過剰CB体制に遺憾表明し、違約金制度を導入されました。auさんのプリペイド契約*5も解約時の条件が厳しくなっています。しかしこれらは利用者にとってはサービスの改悪であり、とんだとばっちりに思えます」


宮ノリ「我が社ではユーザーの転出を減らし末永く使って頂いて、なおかつ長期ユーザーにも満足して頂く仕組みの導入を考えました。それがWWW-VALUE割引制度です。MNPに対応できないなら、皆残るしかないじゃない!』という事ですね」


「WWW-VALUE割引」制度は、「WWW-VALUE割賦相殺割引」「WWW-VALUE延長割引」の2本柱で成り立っているという。今までのW-VALUE割引では、割賦支払いを相殺する形で割引が行われ、解約や機種変更の時点で割引が終了していた。WWW-VALUE割引制度では、WWW-VALUE割賦相殺割引が今までと同じ形で行われ、最大24ヶ月割引が続く。しかしその後も月あたりの金額は少なくなるものの、WWW-VALUE延長割引という名前に変わった上で機種代金が相殺されるか解約されるまで割引が続く。しかも途中機種変更した場合、機種変更後の機種代金の割引が終了した後に機種変更前の割引が再開するというから驚きだ。


イメージとしては次のようなパターンになるらしい。

●機種変更が無くVVILCOM契約が36ヶ月続く場合の機種代実質負担額
W-VALUE割引
(機種代金分割1250円 - W-VALUE割引1000円) * 24ヶ月 = 実質負担額6000円


WWW-VALUE割引
(機種代金分割1250円 - WWW-VALUE割賦相殺割引1000円) * 24ヶ月 - (WWW-VALUE延長割引500円 * 12ヶ月) = 実質負担額0円

●12ヶ月目で端末Aから端末Bへの機種変更が発生し、VVILCOM契約が合計78ヶ月続く場合の機種代実質負担額
W-VALUE割引
(端末Aの機種代金分割1250円 - 端末AのW-VALUE割引1000円) * 12ヶ月 + 端末Aの機種代金残額15000円 + (端末Bの機種代金分割1250円 - 端末BのW-VALUE割引1000円) * 24ヶ月= 実質負担額24000円


WWW-VALUE割引
(端末Aの機種代金分割1250円 - 端末AのWWW-VALUE割賦相殺割引1000円) * 12ヶ月 + 端末Aの機種代金残額15000円 + (端末Bの機種代金分割1250円 - 端末BのWWW-VALUE割賦相殺割引1000円) * 24ヶ月 - ((端末BのWWW-VALUE延長割引500円 + 端末AのWWW-VALUE延長割引500円) * 12ヶ月) - (端末AのWWW-VALUE延長割引500円 * 30ヶ月) = 実質負担額0円

※月のWWW-VALUE延長割引上限額1000円までは、端末Aと端末BのWWW-VALUE延長割引を同時に割引可能

ユーザーは一旦機種代金を24ヶ月目または機種変更月までに全て支払う形となり、割引だけが機種代金を相殺し終わるまで続くという事だろう。


宮ノリ「既存のW-VALUE割引も並存させ、お客様に好きな方式を選んで頂くようにします。その場合W-VALUE割引の方がWWW-VALUE割賦相殺割引より若干多めの割引をする形にし、早めにVVILCOMから他社に移る場合にはWWW-VALUE割引よりは出費を安く抑えれるようになります。もちろんVVILCOMを末永く続けて頂くことをオススメしますけどね(笑)」


ユーザー側としては若干の混乱がありそうな仕組みだが、長期利用者にとっては間違いなくお得な制度と言えよう。これからは長期利用者を定着させていく事に専念し、新規ユーザーだけが得するような売り方は今後無くしていく方針にするようだ。


また機種変更を全くしないユーザーが(相対的な)損をしないようにAir機種変(エアきしゅへん)」という制度も用意するらしい。
これはW-VALUE割引・WWW-VALUE割賦相殺割引・WWW-VALUE延長割引が終わっているユーザーのみ利用可能で、架空の機種変更をしたように扱いWWW-VALUE割引を受ける仕組み。ただしWWW-VALUE割引のうち料金から引かれるのは全体の半分までとなり、もう半分は相当額分のサポートコインとして貯まる形だ。


宮ノリ氏は「VVILCOMは機種変したくても対象の電話機が少ないと酷評されてきたが、これからはどんどんAir機種変して欲しい」とコメント。


ネーミングの理由について聞いてみると、宮ノリ氏と同棲しているらしい幼女養女がくまのヌイグルミを持って回答してくれた。


幼女養女「制御チャネル移行で多くのAirH"機が再設定を忘れられちゃって、動かなくなりそうなのが嫌で悲しかったです。みんなが大好きだったPHSなので、私やユーザーさんのAirH"に対する愛は失われてないという思いを込めてAir機種変って名前にしました♪」


宮ノリ氏にこの子が何者か尋ねたところ「くまフォンのPR写真に載ってた女の子です(^_^;)」との答えが返って来た。

記者が確認した所、確かに当時の写真と瓜二つだった。しかし4年前から全く外見が変わってない事を不審に思い問い詰めたところ「実はAndroidなんです(笑)」との答えが返ってきた。どうやらVVILCOMとG。ogleの技術力の高さは意外な方面でも発揮されているらしい。これならもうすぐ予定されているAndroid搭載PHSWX04Kの発表に期待できそうだ。

*1:何で今年は「ケッタイうおっち」の更新が無いん…? http://www.watch.impress.co.jp/headline/uocchi12/

*2:@nekomimi_love さんの http://twitpic.com/7x5lm7 http://twitpic.com/7x5ln0 http://twitpic.com/80vfhx http://twitpic.com/8159ge http://twitpic.com/86yvdy http://twitpic.com/904as4 皮製ケースをごらんください。とても素晴らしい作品です。

*3:DTMFを使って通知する方法も検討したらしい。ピポパポピ。

*4:Uniden社製 DECT3280DECT3288など。

*5:ソフトバンクでも改定がありましたが、期限まで寝かせておく分には出費は増えません。MNPの材料には使いにくいでしょうが、プリペイドサービスそのものの改悪という感じとは少し違う形です。