最近のFlash Player9、のバグ
現在正式にリリースされてるWindows用Flash Playerの最新版は、9.0.124.0になります。
ですが9.0.115.0以降のバージョン以降(←H.264再生に正式対応)、色々と不具合があるみたいです。
代表的なのはCPU判定バグだそうで、搭載CPUによってはブラウザやOSを巻き込んで強制終了してしまうらしいです。
※この後書いてある方法は、全て自己責任で行ってください。pochi-pには何の保障も出来ません。
対策としてはMozila系(Firefox, Opera等)では
- 9.0.47.0のNPSWF32.dllを確保
- 最新版9.0.124.0をインストール
- インストールされている最新版のNPSWF32.dllを、確保していた9.0.47.0のもので上書き
Internet Explororだと
- 9.0.47.0のOCXファイル(flash9d.ocx)を確保
- 最新版をインストール
- 確保していた9.0.47.0のOCXファイル(flash9d.ocx)を、最新版のOCXファイル(flash9e.ocxの筈)と同じ名前にリネーム
- ↑でリネームした9.0.4.7のOCXファイルで、インストールされている最新版のOCXファイルを上書き
とする事で、落ちずに動作させる事は出来るようです。
とはいえかなり強引な方法であって、上記手順を行うと最新版で修正されてるセキュリティホールが復活してしまう可能性が大です。
早くAdobeの開発者さんがこの問題を修正したものをリリースしてくれるのを首を長くしてお待ちしております。m(_ _)m
私の場合それとはまた別の問題がありました。それは
YouTubeやニコニコ動画などの動画サイトでのflv再生プレイヤーが、先頭2秒を再生した後
そこからシークバーが動かせなくなる(=動画の2秒以降が再生出来ない)再生が止まる。。
(この行追記→)一度そうなると、他の動画サイトも含めてFLV再生で2度と2秒の壁が越えられなくなる2秒以上連続再生されなくなる(シークバーをずらすとそこから2秒だけ再生される)。
というものでした。
※追記↓
上記現象は9.0.47.0以前でも発生していた可能性もありそうです。
Flash Playerでは以前からFLV再生中に『再生開始直後 or シーク後』2秒で止まる不具合がありました(原因はオーディオデバイス説が有力の模様)。
最近のFlash Playerではそこからさらに後遺症まで残るようになった(もしくは今まで以上に2秒ストップが頻発するようになった)のではないかと思われます。
その後遺症『だけ』無くすのに、後述する対策が効果を発揮するって事なんでしょう。
(実際しばらくするとまた2秒の壁にぶち当たるようになります……orz)
※参考→こちらの666や707辺り http://bbs.nicovideo.jp/test/read.cgi/bugreport/1190803828/
※追記↑
今時こんな問題が発生されたらたまったもんではありません。WEB2.0って何なのさって事態ですよ。
一応この問題も前述したDLL or OCX置き換えでも解決出来ますが、今回この現象の解決方法が見つかったのではてなダイアリーにメモしておきます。
方法はいたってシンプル。
- ブラウザを全て終了する
- 「%USERPROFILE%\Application Data\Macromedia」を削除 *1する。(←一般的には「C:\Documents and Settings\〜ユーザー名〜\Application Data\Macromedia」というフォルダになります)
↑の手順を行うだけで、再び再生出来るようになります。
ただし各プレイヤーの再生設定が保存されているフォルダらしく、その為全サイトの再生設定がデフォルトに戻ってしまいます。
つまり以前ほどほどの音量に下げてあったサイトをそのまま開くと、いつも以上の大音量で再生されてしまう場合があるわけです。
以上、ちょっとした覚書メモでした。
※参考→2ちゃんねるのFlash Playerスレ http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/swf/1151488364/
*1:Flash Player以外をインストールしている環境だと、他のMacromedia(or Adobe)製品に影響を及ぼす可能性があるのでご注意下さい。